2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

浅慮

プライドとエリート意識が災いする「集団浅慮」。3人寄れば文殊の智慧のはずが、集団で浅慮になるとは。破壊的カルトの生活は厳しいながらも、メンバー間で助け合う中で「あたたかさ」「思い遣り」「純粋な人」といった対人魅力や、「われら」という仲間意…

カルトの特徴と活動

破壊的カルト活動とはなにか破壊的カルトでは、ある社会現象や自然現象に対して、自らの集団の中心的人物が、世の中の誰も警告していなかったことを警告し、それが現実の惨事になったと声高らかに主張することがある。つまり、自集団の情報源の弁別性を高め…

マインド・コントロール再び そのさん

【全体主義とMC論】の続き西田公昭編とマインド・コントロール研究会編 リフトンもちょっと。■『マインド・コントロールとは何か』(紀伊国屋書店)西田公昭 「破壊的カルト……彼らがメンバーに与えている「自由」は、マインド・コントロールによって見せてい…

判決でマインド・コントトロール認定

おくればせながら記事発見。 マインドコントロールという言葉が判決内で使用され、賠償責任が認められた模様。【asahi.com 】より。ホームオブハートに賠償命令、マインドコントロール認定 2007年02月26日19時33分 栃木県で自己啓発セミナーを開く「ホームオ…

マインド・コントロール再び そのに

全体主義とMCについて、コメント欄でいわたちさんにいただきましたが、 もったいないので記事にアップ。『マインドコントロールの恐怖』(恒友出版)スティーヴン・ハッサンより。●破壊的カルトですべての時間を過ごす人々には、全体主義のもとで暮らすの…

フィリップ・G・ジンバルド、ミルグラムの実験

権威主義、匿名性、役割実験について◆フィリップ・ジンバルド博士。スタンフォード大学社会心理学者。【割れ窓理論】心理学者フィリップ・ジンバルドは1969年、人が匿名状態にある時の行動特性を実験により検証した。その結論は、 「人は匿名性が保証されて…

整理

もうひとつのブログの記事の中から 【カルト問題・宗教被害などの記事】をまとめておきました。 (日付はあえてさげてあります)

マインド・コントロール再び そのいち

あらためて「マインドコントロールとは何か」(西田公昭著)を読んだ。 以前読んでいたときは、自分の事例で思い当たる部分だけを拾って読んでいた気もする。そのときは読み終えて、しばらくしてカルト問題に関心がなくなった時に一度本を売ってしまった。家…

全体主義

全体主義メモ。 この時代の日本に生まれて、まさか【全体主義】をきちんと考える事になるとは。 民主主義でも全体主義は起こりうる。しかも一人単位から起こりうるそうだ。 カルト問題に関るので一考、再考を。もしかしたら、自分が全体主義思想になっている…