心を支配するもの
今あなたの心を支配しているものは何か。
怒りか、恐怖か、憎しみか、あざけりか、罪責感か。
スティーブン・ハッサン著、「マインドコントロールの恐怖」から、
心が囚われる時。
破壊的カルトの働きの、いちばんこれとわかる徴候は、
新しいメンバーのこの急激な人格の変化である。
人々をコントロールしておくのに必要な道具は、
罪責感と恐怖感 である。
なかでも罪責感は、
集団への順応と追従を作り出すための、
単独ではいちばん重要な感情的手段である。
自分だけは決してだまされないと考えている。
それが問題なのだ。
まっとうなグループは、破壊的カルトのように恐怖と罪意識を通してコントロールするというような極端には、決して走らないものである。
だれかがグループを棄てると
前に彼へ向けられていた『愛』は
怒りと憎しみとあざけりに変わる。
(スティーブン・ハッサン著、「マインドコントロールの恐怖」)
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