人間関係

滝本弁護士のブログで最近の事件やミニカルトについて語られていた。
http://sky.ap.teacup.com/takitaro/533.html

カルトは「人間関係の病」の問題。と。

確かに「人間関係の病」というのは社会的な生き物ゆえ起こる事だろう。
「罪」ではなくて「病」と呼んでいるのがいいかもしれないと思った。
たとえ人間関係に多少の摩擦があっても、人はそこから距離のとり方を学習したり、関係を修復する知恵をもつことが出来る。
生きる上で多少の摩擦は「多少」必要なのだと思う。
そのかわり、関係性に尋常でない問題が生じたときには周囲からも対処していく方法が求められる。

何かの理由で少なからず憎しみを抱いてしまう場合もあるだろう。
被害にあった場合などもそうだ。
憎しみを持ってしまった場合、消化させるのはなかなか容易なことではないし、同調しグループ化すればカルト化する可能性は出てくる。
(癒しや慰めあいだけで憎しみなどが消化されずに、むしろ適切な対応でない場合は増幅されるケースが出てくるのは以前教わったとおり)

9月に宗教問題勉強会に参加させていただいた。
その際に憎悪についても教わる。
今回は新規参加のご家族がいらしたため、本題のMC論に関しては少し時間を短めにして、家族内の具体策を一緒に教わり考えることができた。
また宗教問題に関わるご僧侶の皆さんとも一緒にお話させていただいた。
まだまだ勉強させていただくことや、身に付けなければならないことは多いと思った。

9月、10月は他にも、少年院視察、池田小学校殺傷事件の被害者遺族の講演など、参加させていただいた企画がたくさんあった。
感想や内容に関しては10月後半の研修会と併せようと思う。
今年はまだまだ参加する講習や講演が目白押しだ。